第1回・冷え性に“自分で整体”が効果的なのは何故?
冷え性は万病の元といいますが、現代人は子供から高齢の方にいたるまで冷え性の方が増え続けています。様々な調査では女性の約70%が冷え性に悩まされているとか・・・以前は人間の平均体温は36.5度と教えられてきましたが、最近では34度台の方もおられるそうです。身体が冷えると血液の流れが悪くなり、足先手先の血液はかなり減ってしまい、ひどい方だと普通の方の20分の1の血液しか流れていないこともあるそうです。
その状態になると脳はその情報を受け取り、異常事態が起きているという司令を送って身体を守る為の免疫機構を働かせてゆきます。ところがその状態が長く続くと少しずつ自律神経が乱れてきて、免疫機構が下が
り、ホルモンのバランスも悪くなり、痛みも起こしやすい体になっていきます。
風邪も当然、ひきやすく、ケガの治りも悪くなりますが、血の巡りが悪いので回復しにくくなるというのは当然ですね。
ところで、身体が冷えているというのはどういう状態なのでしょうか?それは手足や足先の血管が収縮して縮まり、内臓と脳の部分に血液が集まっている状態です。 内臓と脳は人間にとって一番大切な部分なので防御反応として、そこを守るために血液が集まってくるのです。
では次に冷え性になる3つの原因についてご説明しましょう。
☆呼吸器が弱いための冷え症
日本人のように胸郭が薄く、猫背、なで肩で肺活量が少ないと深い呼吸が出来ないために体熱を燃やすための酸素が十分に取り入れられないため、冷えてしまいます。反対に欧米人は胸板が厚く呼吸量が多いので、冬でもTシャツ一枚で平気な人がいます。
それで「自分で整体」では助骨を引き上げて胸郭を広げ、胸の筋肉を強化することで、深い呼吸が出来るようにしています。(写真)
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| ・写真1 | ・写真2 | ・写真3 | ・写真4 |
- まず、指を組んで、左の助骨の下に手のひらを当てます。(写真1)
- 少しあごを上げるようにして、助骨をすくうように引き上げます。体重を後ろに移動させるようにして上半身を反らせていきます。息を止めないでゆっくりと吐きながら行います。 左の助骨を持ち上げると胃の圧迫を開放します。(右の助骨を上げると肝臓の圧迫の開放になります。)
- 左手を前に出し、そのひじを右手でつかみます。そして右のほうへねじっていきます。左のわき腹をよく伸ばします。(写真3)
- その両手を上に上げて頭をくぐらせます。腕は後頭部にしっかりつけておきます。
- さらにひじをぐいぐいと引っ張りながら助骨を引き上げていきます。(写真4)
助骨がよく持ち上がると深い呼吸ができるようになります。なお、全ての動きについてもいえますが「少し痛いけど気持ちがいい」という痛快点を味わいながら行います。ゆっくりと!
☆消化器が弱くやせているための冷え性
消化器が弱い方は 良質の腸内細菌が少なく、栄養の吸収力が少ないため、筋肉量が少なく、やせておられます。体温は筋肉内でつくられますから やせている方は体が冷えることが多くなります。
また腸の働きも弱く胃下垂の方も多くおなかがチャポチャポいう方もおられます。(胃や横行結腸などのくぼみに水分がたまっている状態)
それでまず、整食法(朝食抜き)を行って大腸にたまっている滞留便を出していきましょう。最初は体重が減っていくので とても心配される方もいますが、胃腸が十分にリセットされ、休息できると筋肉への栄養の吸収力が高まっていきます。
そして、老廃物を出すことで 硬い身体から少しずつやわらかさを取り戻していくことができます。やがて骨格にあった体重へと整っていきますので、心配せずに「必ず元気になるのだ!」というプラス思考で続けていきましょう。
便を出すツボを刺激する方法【写真1】
【写真2】
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食事に関しては 腸内細菌を植えつけるために夕食に納豆を食べることをお勧めします。
また、アロエを使った煎じ液のつくり方もご紹介します。昔から「医者要らず」といわれてきたアロエは今でも便通をよくする強力な作用があります。(ただし、妊婦さんや体力のない方は利用しないでくださいね。)
【作り方】
トゲを切り落としたアロエの葉4〜5枚をさっと洗い適当な大きさに切って鍋に入れ、アロエと同量の水を入れてとろ火にかけます。半分の量になるまで煮詰めて ハチミツや黒砂糖で甘みをつけます。飲み方は、1日1〜3回大さじ1杯ずつ飲みます。






